転勤族で育った子

こんにちは。

朝の寒さに耐えられず、分厚いタイツを出してきました。

でも、昼間の暖かさで汗ばむ結果となりました。

風邪を引きませんように。

父の仕事の都合で、転勤の多い生活を送っていました。

小2、小4、中2で転校がありました。

小学校3校、中学校2校でお世話になりました。

幸い、周りに恵まれていたので、いじめられることはなく過ごすことができました。

<良かったこと>

いじめられなくても、嫌なことは大なり小なりあるものです。

でも、全国に友達がいると思うと、前の学校の友達に手紙を書いたりして現実逃避できました。

ずっとこの場にいる訳ではないし。

と自然に考えられるように育った気がします。

幼馴染に憧れることもあったけど、ずっと同じ地域で過ごしていると、逃げ場所を想像できず、少しの悩みも大きく考えていたかもしれないと思うことがあります。

また、全く知らない人だらけの環境に入ることを経験したおかげで、1人でいることにあまり抵抗がありません。(ママ友がいなくても平気な性格はここでできたのかも?)

結婚して、子育てをしている今はもう、転勤の予定はありません。

でも、子供には、辛いことがあった時は逃げられるんだよ、1人でいる時間も楽しいよ、ということを自然に伝えていきたいなと思っています。

<トラウマのようになっていること>

小さい頃を思い出すと、誰にでも声をかけて友達になれるタイプだったように思います。

1人で公園に遊びに行って、その場にいる子に声をかけて遊んでいました。

小4で転校した時もその調子だったのですが、多分空気を読めていなかったのだと思います。

今でいう、カースト上位の子に声をかけてしまったんでしょうね。

一部の子達に「〇〇さんに声掛けるなんて、馴れ馴れしすぎる!」と言われたのです。

その時は、なんで?ダメだった?くらいにしか思いませんでしたが、この一言が、後々、おばさんになった今でも忘れられずひっかかっているのです。

その後、新しい環境に身を置く度に、「こういうことをしたら馴れ馴れしいかな?」と考える癖がついてしまいました。

成長による性格の変化もあると思いますが、あの一言がなければ、もっと自己肯定感高く生きられたのではないかと考えることがあります。

<転勤の予定があるママへ>

良かったこと、トラウマ、その他諸々総合して考えても、転勤族の親の元で育ったことは、良い経験だったと私は感じています。

前の学校のテストでは平均点以下だったけど、引越し先では上位で、自信がついた!

なんてラッキーもありました。

子供に転校させるのは可哀想、と考えすぎなくても大丈夫な気がします。

私が安心して転校生活を楽しめたのは、母の

「何かあったら、梓とお母さんで前の学校に戻るから、言いなさいよ!」

の一言が大きかったと思います。

友達は近くにおらず、実家も近くなく、今のようにネットもなく、電話代も高く、今のように男親の協力もなく、、、母は偉大だと尊敬しかありません。

転勤族で心配なのは、子供ではなくお母さんの方かもしれません。

でも、母に聞いてみたら、転勤生活は楽しかったそうですよ。

なので、あまり心配しすぎず、いざとなれば前の土地に帰ろう(逃げよう)という気持ちを持って、家族で過ごせる短い時間を大切にしてほしいなと私は思います。

では、失礼します。

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